2012年2月19日日曜日

キツツキと雨

キツツキと雨

南極料理人を手がけた沖田修一監督の作品。
25歳の気弱な監督の幸一(小栗旬)が、ロケ地に住む木こり克彦(役所広司)に出会い、
カツを受けながら成長していく物語。

予習として南極料理人を観ました。
濃いキャラが織りなす、シュールなギャグ。
そして心温まるストーリー。

キツツキと雨も、そんな感じです。
ダイワハウスのCMばりに面白い役所さんが見れます。
脇を固める方々も、面白さに溢れています。
木こり仲間のやり取りが好きでした。

南極料理人は料理人がメインの話だったので、
おいしそうな料理が出てくるのですが、
本作で克彦が作るご飯もまた、美味しそうなんです。
沖田監督は美味しそうな料理、美味しそうに食べる姿を、
しっかりとしたクォリティで提供してくれるのだと思います。

幸一が撮影している映画がゾンビ映画なんですが、
ゾンビってだけでネタになりますね。
ゾンビ映画の出来が気になるところです。DVDの特典映像であると嬉しいですね。
このゾンビ映画の設定も興味深いものです。
かなりツッコミどころ満載な設定ですが。

自分も幸一と同じ25歳。
あんまり笑っていられない感じもあった。
ゾンビの定義とか知識や、表現したいことはあるけれど、
口に出して説明できなかったり、上手に表現できなかったり。
(映画撮影してるから、表現できてるっちゃできてるが)
幸一に負けずにがんばろ!

2012年2月13日月曜日

ドラゴン・タトゥーの女

ドラゴン・タトゥーの女

ジャーナリストのミカエル(ダニエル・クレイグ)が、財閥一族の間で40年前に起こった未解決事件を解決していく。調査の途中、アシスタントとして背中にドラゴンタトゥーを持つ若いハッカーのリスベット(ルーニー・マーラ)を雇って、事件とその裏に隠れた謎を暴いてゆく。

まず予告編を観たときシビれた。
「移民の歌」のかっこいいカバーに合わせて、屋敷に近づく画、様々なカット。
予告編で期待を膨らませ、初日に観に行きました。

すると、、、
いきなりオープニングで「移民の歌」が来た!!!
黒いドロドロとした何かが、変形していく。
人の目のようなものが、割れて花のようになったり、
ドラゴンが人の背に絡んでいったり。
音楽に合わせて美しい映像が映し出された。
このオープニングでテンションをガッと上げられ、本編は始まった。

サスペンスなので、内容は置いといて…。
ルーニー・マーラの体当たり演技が、素晴らしかった。
映画館でモザイクの入る映画を観たのは、僕にとって初めてだった。

鑑賞した翌日のブランチで、本作の上映時間が2時間40分もあると知って驚いた。
そんなに長い時間だったなんて、まったく感じなかったのだから。

ラストシーンから、エンディングテーマを聴いて、
改めて映画は最後までひとつの作品だよなぁと思った。
エンディングテーマのタイトル「Is your love strong enough?」は、
ラストシーンでのリスベットの気持ちを言っているのではないか。

原作は三部作ということなので、続編の作製に期待!

2012年2月1日水曜日

ピアノマニア

ピアノマニア

調律師のシュテファンにスポットを当てたドキュメンタリー映画。
ピアニストのピエール=ロラン・エマールと共に究極のピアノの音を求めて試行錯誤する。

シュテファンがかわいく、おもしろい。
そして、すごい。
ただ均一に調律するわけでなく、ピアニスト、温度、湿度など環境に合わせて調律する。
また、究極の音を求める様は研究者のようにハイである。

エマールとのプロジェクトの合間に、他のピアニストの調律で音楽祭に行く様子があり、映画は時系列に沿って忠実に進んでいく。
しかし、シュテファンの生き生きした様子が退屈になることを忘れさせてくれた。

なんでもそうだけれど、究め追い求める人はおもしろい!